壁紙でつくる、アートパネルの作り方
今回は、壁紙の端材を使った、アートパネルの作り方をご紹介します。
工事で余った壁紙を再利用すると、貼り替え後の部屋とのコーディネートを簡単に楽しむことができます。
100円ショップの額縁でつくる高見えインテリア、ぜひ挑戦してみてください。
材料
- 壁紙 A4サイズ2種類(台紙用とアート用)
- A4サイズの額縁(100円ショップで入手可能)
- 印刷したテンプレート
- ハサミ、カッター、のり、鉛筆
壁紙選びのポイント
壁紙を選ぶ際は、2枚の色差(コントラスト)がはっきりしているものをご用意してください。
コントラストが弱いと、アートが見えにくくなります。
壁にかける場合は、背景を濃色にすると、壁紙とのコントラスト効果により、パネルがより引き立ちます。
作り方
①テンプレートをダウンロードする。
以下のボタンより、テンプレート(A4)をダウンロードし、印刷します。
お持ちのフレームのサイズに合わせる場合は、印刷設定を変更してご利用ください。
②台紙部分を作る。
台紙用壁紙の裏面に、額縁の台紙を使って、鉛筆で輪郭を描き、切り抜きます。
③アート部分を作る。
テンプレートを切り抜きます。
壁紙の裏面に貼るために切り抜くので、細かく切り抜く必要はありません。
アート用壁紙の裏面に糊付けします。
裏側に貼るので、仕上がりは、鼻の向きが反転します。
④アート部分を切り抜く。
テンプレート裏面のグレーの部分を切り抜きます。
ツノの部分を切り落としてしまった場合は、台紙に貼る際に貼り合わせればいいので、OKです。
テンプレートごと切り抜きます。
糊付けの際に、「付箋のり」を使うと、後で、テンプレートを剥がすことができます。
⑤中心になるように、位置決めをする。
位置を決めたら、糊付けをします。
糊は、でんぷんのりなどの粘度の高いものがおすすめです。
(スティックのりを使ったら、ツノが切れてしまいました。)
⑥フレームに納める
フレームに納めて完成!
照明の反射が強い場合は、透明のアクリルプレートを抜くと、ゴールドフレームの反射と壁紙の質感のコントラストをお楽しみいただけます。
応用編
壁紙をもう一種類加えて、ピクチャーマットを作ると、よりアート感のある仕上がりになります。
ピクチャーマットとは?
ピクチャーマットとは、額縁と作品の間にある枠のことです。
作品と額縁の間に空間を作り、作品をを引き立たせ、注目を集める効果があります。
また、作品と額縁の調整として用いることがあります。
額縁が大きすぎる場合、ピクチャーマットを使用することでバランスをとりやすくなります。
端材を購入したい場合
当社では、定期的にワークショップを開催し、手軽に壁紙を体験できる場を提供しています。
端材は、ワークショップ開催日に販売を行なっています。
賃貸にお住まいの方、部屋のアクセントとしてインテリアパネルを作りたい方など、気軽に参加いただけます。
端材活用への取り組み
当社では、不要になった壁紙を有効活用する「アップサイクル」提案を積極的に行なっています。
今回のアートパネルは、ショールームの施工で余った壁紙や廃番サンプルを再利用しています。
壁紙の端材を使うことで、ごみを減らすことができます。
また、張り替えた壁紙と同じ壁紙を使うと、誰でも簡単に、部屋の雰囲気と調和させることができます。
安易にモノを購入せずにインテリアを楽しむことで、モノの増加を防ぎ、シンプルなライフスタイルの習慣につながります。
工事をご契約いただいたお客様には、事前に端材活用リクエストを承っております。
張り替えに合わせて、ぜひご用命ください。
壁紙施工
豊富な経験を活かし、お客様のご要望に技術でお応えいたします。
工事の前に、工事担当に質問できる!
壁紙選びは、デザインで選ぶだけでなく、部屋の特徴に合わせて選ぶことも重要です。
これまで1000軒以上の工事を行なった豊富な経験を活かし、工事前の質問にもお答えしています。
壁紙提案
壁紙が決められない方には、インテリアコーディネーターによる壁紙の提案がオススメです。
お手持ちの家具やカーテンのデザインなど、部屋全体のまとまりを考慮して提案いたします。