リビングにおすすめの壁紙
当社では、素材や施工箇所に適した選び方、柄物壁紙を選ぶ際のポイントなど具体的なアドバイスを行なっています。
リビングは、多目的なスペースであることが多いため、白い壁紙とアクセント壁紙の組み合わせがお勧めです。
今回は、リビングにおすすめの壁紙を紹介します。
部屋の仕様
【住宅】マンション
【場所】リビング(壁、天井)
【部屋の広さ】19畳
【部屋の用途】食事、団欒(テレビをみる)
【床の色】ブラウン系
手持ちの家具
心地よい部屋作りに大切なのは、内装材、家具などを調和させることです。
壁紙を選ぶ際は、くつろぎやすい雰囲気を演出するために、手持ちの家具の色やデザインを確認します。
今回は、シンプルなデザインのダイニングテーブルセットとアイボリー系のソファーです。
キーワード&イメージ
壁紙を選ぶ際は、テーマがあると選びやすくなります。
自分好みのインテリア写真やキーワードをピックアップして、テーマを作ります。
好みのインテリア写真を、雑誌、ウェブサイト、SNSなどで、積極的に集めてみてください。
色、インテリアテイスト、デザインなど、なるべく多くの情報を集め、共通する要素を見つけることで、テーマを見つけやすくなります。
【イメージしたキーワード】
心地よい、開放的、明るい、リラックス、ナチュラル、シンプル、すっきりした、明るいブルー、海、自然素材。
キーワードと写真に共通する項目は、明るい部屋、ベースは白い壁紙であることがわかります。
木目、植物、海などの自然素材も共通しています。
カラーパレット(色見本)
床の色、手持ちの家具の色、コーディネートテーマをもとに、使用する色を絞りこみます。
今回のカラーパレットは、白、グレー、茶、ターコイズブルーです。
色の見本があると、明るく開放的な雰囲気を作る、落ち着いた色でリラックス感を演出するなどのイメージを視覚的に把握しやすくなり、壁紙選びが楽になります。
アクセント壁紙の施工箇所
アクセント壁紙は通常、フォーカルポイント(一番はじめに目がいく場所)に取り入れることが一般的です。
ただし、家具がフォーカルポイントに配置されている場合は、その家具の高さが壁紙のデザインを遮る場合があるため、事前に、レイアウトの確認が必要です。
窓やエアコンがフォーカルポイントにある場合も同様で、これらがデザインに影響を与えることがないか、確認する必要があります。
将来的に収納を追加する可能性がある場合は、その壁面も避けた方が良いです。
今回は、テレビ台が低く、壁面に十分な余裕がある壁面をアクセント施工場所としました。
おすすめの壁紙
メイン壁紙
メインの白い壁紙は、大部分を占めるので、コストパフォーマンスや機能性を基準にして選ぶのがおすすめです。
SP9745
コテで塗ったようなエッジの効いた漆喰調の壁紙です。
FE76428
マットな質感のキズ、汚れ、衝撃に強いスーパー耐久性壁紙です。
アクセント壁紙
アクセント壁紙は、白い壁紙との色差(コントラスト)が強いほど、空間を引き立て、視覚的に魅力的な効果を生み出すことができます。
イメージ、カラーパレットを参考に、アクセント壁紙を選びます。
サンプルは、実物より色が濃く見えることがあります。
色の濃さにためらって淡い色を選ぶと、せっかくのアクセント効果が薄れてしまいます。
濃さが気になる場合は、いくつかピックアップしてサンプルで検討することをお勧めします。
当社では、工事の前に、必ずサンプルでご確認をいただいています。
仕上がりイメージ
品番FE76651(sangetsu)
黄色味を帯びた、明るい石目のデザインです。
床材の色味との相性もよく、空間全体がまとまりのある柔和な印象になります。
カーテンは、同色調のリネン、クッションカバーなどのファブリック類に、ブルー系を取り入れると、アクセントとして部屋全体を引き締め、まとまりを演出することができます。
(別品番)
TH32719
RE53361(RESERVE)
品番FE76840(sangetsu)
グレー地にホワイトの細いラインが特徴のジオメトリック(幾何学)柄です。
大柄ですが、シンプルなラインなので、圧迫感のない、クールでスタイリッシュなデザインです。
手持ちの家具との相性も良いです。
カーテンに明るいブルーを取り入れ、彩りを加えます。
クッションカバーは、壁紙に似たライン使いのデザインをセレクトして繋がりを作り、空間をまとめます。
別品番
RE53772(RESERVE)
品番G78267(GALERIE/TECIDO)
GALERIE社(イギリス)の不織布製の壁紙です。
水彩画のようなニュアンスのある線が特徴です。
メイン壁紙である白を含んでいるので、インパクトがありながら、圧迫感なく空間をまとまめることができます。
キーワードの「明るいブルー、海、自然素材」をイメージできる個性的な空間になっています。
カーテンは、ソファーと同色調のアイボリー系。
クッションカバーは、壁紙より明度の低いデザインをセレクトし、空間を引き締めます。
余った壁紙の活用法
当社では、余った壁紙を積極的に活用する取り組みを行なっています。
余った壁紙で作ったインテリアパネルを反対面の壁に飾ることで、部屋全体に統一感が生まれます。
柄合わせの際の廃棄した壁紙を額装するなど、アレンジ次第で、壁紙だけでお住まいをトータルコーディネートをすることができます。
弊社で壁紙をご提案する際は、部屋全体のまとまりを考えてお勧めしています。
今回は、そのプロセスに倣って、おすすめの壁紙を紹介しました。
お部屋づくりの参考にしていただけると幸いです。
提案から工事までサポートします!
事例豊富なショールームで、見て、触って、決める
ショールームには、国内、海外の豊富な事例を展示しています。
壁紙の質感、部屋の明るさを、見て、触れて、直接確認することができます。
インテリアコーディネーターのアドバイスのほか、工事担当に直接質問できるので、こだわりのお部屋づくりをイメージしやすくなります。
ご来店は、事前予約制となります。