心地よい部屋作る、収納の3つのポイント
心地よい部屋を作るためには、モノの管理は欠かせません。
この記事では、心地よい部屋を作るための収納のポイントをご紹介します。
1. 使うモノは使う場所の近くに収納する
使うモノをその場所の近くに収納すると、作業がスムーズに進みます。
また、使った後も元の位置に戻しやすいため、無理なくキレイをキープすることができ、快適な環境を保つことができます。
例えば、キッチンの調理スペースの近くに、調味料や調理器具を収納すると、調理作業の際に、手の届く場所に必要なモノがあり、作業はスムーズに進みます。
空いたスペースに、無計画に収納するのではなく、使うモノは、使う場所の近くに収納しましょう。
2. 収める量は、7割にする
収納スペースには必ず余裕を持ちましょう。
スペースがあるからといって、無理にモノを詰め込むのは逆効果です。
なぜなら、モノを取り出す際に、手を入れる動作のスペースも考慮する必要があるからです。
適切な動作スペースが確保されていないと、モノの出し入れに手間がかかります。
使うことに焦点を当て、出し入れの動作がスムーズに行えるよう、収納量は7割を保ちましょう。
スペースに余裕があれば、モノの出し入れが楽になり、快適な空間を手に入れることにつながります。
3. 家具は機能性とデザインで選ぶ
お子様の成長やテレワークの普及など、ライフスタイルの変化で、モノの持ち方は変わります。
こうした変化に柔軟に対応できるように、家具は、可動式の収納ユニットや調節可能な棚、引き出しなどを備えた、機能性に優れたタイプを選ぶと整った空間を維持しやすくなります。
おすすめは、機能性とデザインが融合した家具です。
その代表例には、不必要な装飾を極力排除した、シンプルでミニマルなデザインが特徴の、北欧デザインの家具があります。
北欧デザインの家具は、木材などの自然素材が多いので、床材や建具などの内装材との相性がよく、まとまりのある空間を作りやすいのもポイントです。
色調が明るいため、部屋に自然な温かみをもたらす効果もあります。
家具は、単なる道具ではなく、生活空間の一部です。
収納を意識しすぎて、部屋が殺風景にならないよう、機能性だけでなく、デザインやインテリアとの調和も考えましょう。
まとめ
インターネットに溢れる収納アイデアに振り回されず、収納する場所、収める量、家具の機能性とデザインといったポイントをおさえ、生活と共にモノの持ち方が変わることを意識して取り組むことで、心地よい部屋を作ることができます。