モダン&ナチュラルなインテリア

壁紙は、色やデザインが豊富なので、張り替えるだけで、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。
ショールームには、国内、海外の壁紙サンプル帳を20冊以上ご用意しています。
このサンプル帳全てに目を通すのは、かなり時間がかかります。

来店前の参考に、お好きなスタイルの参考にしていただけるよう今回は、ベーシックなモダンスタイルとナチュラルスタイルに焦点を当て、それぞれの特徴を紹介します。

モダンスタイル

モダンスタイルの壁紙は、すっきりとしたシンプルなデザインが特徴です。
基本カラーは、モノトーンカラー、グレー、ベージュといった落ち着いた色合いで、シンプルでありながら、上品な印象を演出することができます。
また、ストライプ柄、ドット柄など幾何学的なデザインを使って、空間に変化をつけたり、光沢感のある素材を使って、高級感を演出することもできます。
色使いや素材によって、モダンスタイルにもいくつかの種類があります。

ミッドセンチュリーモダン

機能的な家具に、ルイスポールセンのアイコニックな照明など、シンプルかつ温かみのあるスタイルが特徴です。アクセントとして、ポップな色合いを加えることもあります。
全体的にレトロモダンな雰囲気のスタイルです。

アーバンモダン

アーバンモダンとは、都会的な雰囲気を取り入れた直線的でスリムなフォルムが特徴的なスタイルです。
無彩色であるブラック、グレー、ホワイトをベースに、クールな印象を与えるブルーをアクセントに取り入れることもあります。

ダイナミックな幾何学柄の壁紙を取り入れ、凹凸のない直線を強調させた空間を演出し、すっきりとおしゃれな空間に仕上げます。

コンテンポラリーモダン

アーバンモダンより、使用する色や装飾を削ぎ落とし、大胆なデザインを使用することで都会的な雰囲気を演出することができます。
アーバンモダンより、クールさが強めの印象になります。

アールデコ

アールデコは、1920年代から1930年代に流行した様式です。
黒やゴールド、赤、クリームや白を組み合わせた、エレガントでモダンな雰囲気が特徴です。
芸術と工業が美しく融合した様式として、建築や家具に限らず、ファッションにも取り入れられています。

ナチュラルインテリア

ナチュラルスタイルの壁紙は、ホワイト、ベージュをベースにした日本で大変人気のあるスタイルです。
家具にも自然素材を取り入れたデザインが多く見られます。

スカンジナビアン(北欧)

スカンジナビアン(北欧)スタイルは、明るく清潔感のある空間が特徴です。
白やグレー、ベージュの明るい色合いをベースに、シンプルで機能的な家具や照明、木製のアイテムや観葉植物などが代表的な要素です。

映画『かもめ食堂』では、シンプルの中に温かみのある、スカンジナビアンスタイルの代表的な要素が多数見られます。

ミニマリスト

家具やインテリアを最小限に留め、シンプルさとモノの少なさを強調し、空間に、自由や余裕を持たせます。

日本の「禅」に共通する要素が多くみられます。
スカンジナビアンスタイルが自然素材を多用して温かみを演出するのに対し、ミニマリストスタイルはシンプルで無駄のないデザインが特徴です。

壁紙のデザインには、様々な種類があります。
それぞれのデザインには特徴があり、異なる魅力があります。
どのデザインを選ぶかは、個人の好みやライフスタイルによって異なりますが、自分らしい空間が見つかると、自分らしい居心地の良い空間を作ることが楽しくなります。
次回は、よりデザイン性の高いスタイルをご紹介します。