ショールームの目的
商品を実際に確認する一般的なショールームとは異なり、当社ショールームでは、壁紙の施工事例を確認いただけます。
ショールームの目的は次のとおりです。
ショールームの目的
- 壁紙の魅力を伝える
- 選び方のアドバイスを行う
- 工事リスクを説明する
ショールームの目的①|壁紙の魅力を伝える
30種類以上の事例を通して、壁紙の魅力をお届けしています。
部屋の大部分を占める壁紙を変えると、部屋のイメージはどのように変わるのか?
その変化は、次の画像をご覧いただければお分かりいただけると思います。
【ショールームのbefore、after】
(この部屋のコーディネートの経緯は、また別の機会に紹介します)
壁紙選びで、まず最初に行うのは、「こうしたい」というイメージを描くことです。
お客様のインスピレーションを刺激できるよう、ダイナミックで、色彩豊かな事例を数多く展示しています。
色やデザインからイメージを膨らませたり、直感でピンときたデザインからイメージして、「こうしたい」を具体的にします。
イメージがまとまらない場合は、名作からヒントを得るのもおすすめです。
モダンデザインと父として有名なウイリアム・モリスは、自然をモチーフにした壁紙を多くデザインしました。
店内には、定番のデザインをはじめ、リリカラオリジナル商品なども展示しています。
ちなみに、モリスは、次のような名言を残しています。
Have nothing in your house that you do not know to be usuful, or believe to be beautiful.」
役に立たないもの、美しいと思わないものを、家に置いてはならない。
William Morris
このような信念のもとにデザインされたからこそ、100年以上経った今でも世界中で愛されているのかもしれませんね。
ショールームの目的②|選び方のアドバイスを行う
壁紙を選ぶ際に、何冊ものサンプル帳を渡され、何を選んで良いかわからなかった、という話を聞いたことがあります。
ショールームでは、お持ちいただいた図面や室内の写真をもとに、色の見え方、デザインのサイズ感、施工場所による見え方の違いなど、具体的なアドバイスを行なっています。
店内の事例で、直接ご確認いただくこともできます。
写真で、簡単に紹介します。
自然光や部屋の照明によって、壁紙の色は違って見えます。
同じ壁紙でも、部屋の広さ、見る位置でも違った印象を受けます。
RE53303(サンゲツRESERVEより引用)
RE53303(サンゲツRESERVEより引用)
いくつかの注意点を知ると、不安が減るため、壁紙選びは格段に楽しくなります。
何を選んで良いかわからなかったサンプル帳も、いつの間にか、「何か」を探し出そうとページをめくるようになることでしょう。
ショールームの目的③|工事リスクを説明する
ここでいう「リスク」とは、施工後に生じる恐れのある現象のことを指します。
継ぎ目が開いた、凹凸が目立つ、などが代表的な例です。
お客様にとって、この現象を避けたいのは当然のことですが、経験豊富な職人であっても、これらを完璧に予見し、未然に防ぐことはできません。
当社では、事前に生じる可能性がある現象について、メーカーより提供された情報やこれまでの経験をもとに、工事担当が事前に説明を行なっています。
また、イメージしやすいよう、店内に「継ぎ目の開き」や「凹凸の目立つ」事例を展示しています。
リスクの許容度は、お客様によって異なります。
リスクを事前にお伝えし、安心してご依頼いただけるよう努めています。
まとめ
ショールームは、工事をご検討中のお客様に、壁紙の魅力を伝え、選び方のアドバイスを提供し、工事リスクを説明することを目的としています。
壁紙選びは「こうしたい」というイメージを描くことから始まります。
多彩な事例を通し、壁紙の紹介からアドバイス、リスクの説明まで、お客様が安心してご依頼いただけるようサポートを行なっています。